
こんにちは!夫婦ブロガー、けーです。
数あるブログの中から当ブログをご訪問いただきありがとうございます。
愛しい飼いネコが行方不明になると、心配と不安でいっぱいになりますよね。
しかし、冷静に対処し、最善の方法で行動することが大切です。
今回は、飼いネコが脱走した場合の対処方法についてご紹介します。

飼いネコが脱走する原因とは?
飼いネコが脱走する原因はさまざまです。
ネコは好奇心旺盛な生き物であり、外の世界に興味を持つことがあります。
飼いネコが脱走する主な原因
好奇心
ネコは探索心が旺盛で、外の環境に興味を持ちます。
新しい匂いや音、動物などが気になり、脱走することがあります。
発情
発情期のネコは、性的な欲求が高まり、他のネコを探しに出ることがあります。
このときは特に逃げやすいです。
ストレス
環境の変化やストレスが飼いネコを逃げ出させることがあります。
新しいペット、新しい家庭状況、騒音、病気などがストレスの原因になります。
コミュニケーション不足
飼い主からの注意や愛情が不足していると、外に逃げて新たな友達を見つけようとすることがあります。
閉じ込められている感覚
ネコは自由に移動したい生き物で、閉じ込められている感覚を感じると逃げ出すことがあります。
特に室内飼いのネコは外の世界への興味が高まることがあります。
遊び
ネコは狩りを本能的に楽しむ生き物です。
鳥や昆虫などに興味を持ち、それを追いかけるために逃げ出すことがあります。
誤って外に出てしまう
人が家のドアや窓を開けっ放しにしている間や開けた少しの間に、ネコが外に出てしまうことがあります。

脱走する前にできる予防策とは?
飼いネコが脱走する前にできる予防策を実行することで、逃走リスクを軽減できます。
飼いネコの脱走を予防するためのいくつかのアイデア
窓やドアの注意
ネコは窓やドアから逃げることがあります。外出時には窓やドアを確実に閉め、特に訪客が来たときに注意しましょう。
ネコが外に出るのを防ぐために、ドアの開け閉めに注意してください。
安全な庭を設計
もし庭がある場合、ネコフェンスやネコ用の閉じられたエンクロージャを設置することができます。
これにより、ネコは外部の環境を楽しむことができ、同時に安全を確保します。
首輪と識別タグ
飼いネコには、首輪に識別タグを取り付けることが重要です。タグには飼い主の連絡先情報が含まれているべきです。
また、マイクロチップを埋め込むことも検討しましょう。逃走した場合、これらの識別手段が飼い主との再会を助けます。
定期的な運動と刺激
ネコは運動と刺激が必要です。定期的に遊んであげ、ネコの好奇心を満たすためのおもちゃやキャットツリーを提供しましょう。
発情管理
発情期の制御は重要です。去勢手術や不妊手術を行うことで、発情による逃走を防ぐことができます。
環境の安定性
ネコは変化に敏感です。環境や家庭状況の変化をできるだけ穏やかにし、ネコが安心感を持つように心がけましょう。
愛情と注意
ネコは愛情を求める生き物です。愛情をたっぷりと与え、ネコが安心感を持つようにしましょう。

飼いネコが脱走した時の対処方法とは?
飼いネコが脱走した場合、冷静に対処し、早急に行動することが大切です。
飼いネコが脱走した時の対処方法
冷静になる
最初にして最も重要なことは、冷静であることです。
パニックに陥らず、冷静に行動することが、ネコを見つける鍵です。
家の周りを探す
まずは、ネコが家の近くに隠れているかもしれないことを考えましょう。
ネコが好きな場所や隠れがちな場所をチェックし、呼びかけてみてください。
警察に連絡する
ネコが盗まれた可能性も考えられますので、警察にも連絡し、事案を報告しましょう。
動物保護団体や探索チームに相談する
もしネコが広い範囲に行方不明になった場合、プロの動物保護団体や探索チームに相談し、助けを求めることを考慮しましょう。
近所の人々に連絡する
近所の住人に飼いネコの行方を尋ねましょう。
また、SNSや地元のコミュニティグループで行方不明を知らせ、協力を仰ぎましょう。近隣の人々が目を光らせてくれるかもしれません。
動物保護施設に連絡する
地元の動物保護施設や動物愛護団体に飼いネコの行方を伝えましょう。
保護施設に届けられたり、発見された場合、飼いネコを迅速に見つける手助けになります。
ソーシャルメディアを活用する
飼いネコの写真と情報をソーシャルメディアで共有し、友人やフォロワーに拡散してもらいましょう。
インターネットは行方不明のペットを見つける手助けになることがあります。

ネコの捜索範囲はどれくらい?
脱走して3日以内ならば、遠くまで逃げている可能性は低いです。
お隣の庭にいるのを見つけた!というケースも少なからずあります。
最初は、半径50mくらいからはじめて、見つからなかったら少しずつ範囲を広げていきましょう。
脱走したネコの捜索範囲は、室内飼育か外出するか、性別、避妊・去勢の有無などで変わってきます。
室内飼育で避妊・去勢手術済みのオスのネコは半径100m、メスは半径50mくらいの範囲を捜索します。
避妊・去勢手術をしていない場合は、行動範囲が広くなる傾向がありますので、半径200〜300mを中心に探してください。
外出をするネコで避妊・去勢済みの場合は半径200〜300m。
避妊・去勢手術をしていないオスのネコは半径500m、メスは半径300mを中心に捜索をするようにします。
野良猫の多い地域だと他のネコに追われて遠くまで逃げている場合がありますし、発情期も行動範囲が広くなる傾向があります。
また、野良猫としてお外で暮らしていた経験のあるネコは、遠くまでお出かけすることが多いです。
いずれにしても、状況や季節によって捜索範囲を広げる必要があります。

ネコの行動範囲についてはこちらのブログで解説しています。
脱走したネコが隠れている場所
脱走したネコは意外と近くにいることが多いです。
特に、室内で暮らしているネコは、外に出ても怖いと感じてすぐ近くに姿を隠すことも多いと言われています。
隠れているネコを見つけるコツは、「ネコの目線になる」ことです。
薄暗い場所や狭い場所、建物の隙間や物置きに潜んでいることもあります。
具体的には次のような場所にいることが多いようです。
- 車の下
- 物置き
- 建物の隙間や裏
- 室外機の下
- 自動販売機の下
- 側溝の中
- 植え込み
- 木の上
- 屋根や塀の上
ネコは、高いところに上って降りられなくなっていることもあります。下だけではなく上も探すようにしましょう。
また、人にも他のネコにも見つかりにくい場所に隠れるネコも多いです。
「こんなところに入るかな?」と思うような場所もかならず確認してください。

捜索におすすめな時間帯は夕方から夜
脱走したネコは、人通りの多い日中を避けて、人の少なくなる夕方以降に活動をすることが多いです。
普段、人間の時間帯にあわせて生活しているネコも同様の傾向があります。
そのため、ネコの捜索は薄暗くなってきた夕方から夜にかけてがおすすめです。
朝方の薄明るい時間にも活発になるので、可能であればその時間帯にも探してみましょう。
また、雨上がりも捜索には良いとされています。
それまで、雨を避けて隠れていたネコが活動を開始するため、活発に動き回るので発見しやすくなります。
まとめ
飼いネコが脱走してしまう原因と予防法、脱走してしまった時の対処方法についてご紹介しました。
飼いネコの脱走を防ぐためには、適切な環境や愛情を注ぎ、注意深く管理することが重要です。
また、庭などある程度広い場所をフェンス等で囲い、運動不足の解消やストレス発散の場を用意するのもいい方法です。
行方不明になった場合はまずは冷静になり、周辺の捜索や外部の人への協力をお願いしましょう。
見つけるために努力することが大切です。

このブログが役に立ち、一刻も早くネコちゃんが戻ってくることを願っています。
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