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猫の体の秘密大公開!

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こんにちは!夫婦ブロガーMANAです。

数あるブログの中から私たちのブログを見つけて下さりありがとうございます。

猫ちゃんは可愛いだけでなく、人間よりも優れた身体能力や察知能力を持っています。

それを可能にする身体の秘密を各部位の名前と共に解説したいと思います。

人間の身体と同じ名称の部位や人間には無い、猫ちゃん特有の部位もありますので見ていきましょう!

猫の顔に隠された秘密

NOBUYUKIさん提供 むぎちゃん

髭の秘密

猫は髭で自分が通れる場所を測っています。

目の上にある眉上毛と口元にある上唇毛、頬っぺたにある頬毛や口の端にある口角毛、あごの下唇毛の5種類の毛の総称が髭になります。

髭の根元は神経が通っている感覚器官になっていて、刺激に敏感です。

危険な状況や行動する場合の状況判断をしています。

また、髭の生えている上唇の辺りはウィスカーパッドと呼ばれ、表情筋が発達しているので動かすことできます。

動かすことで髭を自由に操っています。この時に笑って見えたり、怒って見える可愛い表情を作り出しています。

口、舌の秘密

猫の味覚は苦味、酸味に加えて少し塩味も感じているそうです。

また、旨味も感じることができます。旨味はアミノ酸の味を感じているそうです。

苦味は毒、酸味は腐っているかを判断する基準になります。

味覚はありますが、猫が食べる食べないの判断をしているのはあくまで嗅覚が主になっています。

猫の舌には糸状乳頭と呼ばれるトゲが生えています。

喉に向かって生えていて、ブラシとしての役割と水をすくい上げたりする役割をしています。

猫に舐められるとザラザラ、チクチクするのはこの糸状乳頭があるためです。

歯の秘密

猫には3種類の歯が生えています。

真ん中に生えている小さくて可愛い歯は門歯といい、人間の前歯と同様に嚙み切ったり、そぎ取る役割をしています。

犬歯は主に狩猟用で獲物に致命傷やとどめを刺すための役割をしています。

最後に臼歯は字の通り、臼(うす)の形をしていて、人間の奥歯と同様に食べ物を細かくすり潰して飲み込みやすくする役割をしています。

猫の乳歯は26本で、生後6か月ころまでに30本の永久歯に生えかわります。

ちなみに人間の乳歯は20本で生後2歳半ころまでに32本の永久歯に生えかわり、犬の場合は乳歯が通常28本で生後6~7か月ころまでに42本の永久歯に生えかわります。

鼻の秘密

猫の嗅覚は人間の20万倍もあり、500メートル先のニオイも識別できると言われています。

鼻鏡と呼ばれている部分は肌が露出していて、健康な状態では常に湿っています。

湿っている成分は汗と皮脂で、ニオイ成分を吸着するのに役立っています。

猫が汗をかく部位は鼻鏡と肉球だけになります。

目の秘密

猫は動体視力に優れていて、秒間4ミリメートルのわずかな動きも見逃しません。

ただし、視力は0.1~0.2しかないので物はあまりよく見えていません。

視野角は人間の場合180°~200°程ですが、猫は285°前後あると言われています。

猫の目の大きな特徴といえば瞳孔です。素早く瞳孔を収縮、拡張を行うことで瞬時に環境に適応します。

明るい環境では光の量を調節するために瞳孔は収縮して瞳が細くなり、逆に暗い環境ではより多くの光を取り入れるために瞳孔は拡張して瞳が丸く大きくなります。

獲物を追って興奮している時も瞳は丸く大きくなります。

また、目頭の奥にある第3のまぶたは瞬膜といい、目の乾燥と保護の役割があります。

耳の秘密

猫の耳は人間よりも聞き取れる音域がとても広いです。

人間が聞き取れる音の周波数は2万ヘルツほど迄ですが、猫は5万ヘルツの高音まで聞き取ることができます。

2万ヘルツ以上の高音に関しては約20メートル先の音も聞き取ることができるそうです。

耳を前や後ろ、左右にと自由に動かすことで周りの情報をキャッチしています。

耳の根元には人間の約5倍の筋肉があるため、自在に耳を動かすことができるのです。

また、耳の先端にある少し長い毛は房毛(ぼうもう)といい、高周波をキャッチするのに役立っているそうです。

小袋と呼ばれている部分は、なぜ二重になっているか分かっていませんが、一説には頻繁に動かす部位のため都合がよいからだと言われています。

身体の秘密

肘(ひじ)、膝(ひざ)

肘、膝を曲げ伸ばしすることで強力なバネを生み出すことができます。

このバネを使い、体長の約5倍もの高さまでジャンプすることができます。

手根

人間でいうと手首にあたります。手根骨という8つの小さな骨の集合体です。

この骨が柔軟な足先の動きを可能にしています。

飛節(ひせつ)

人間でいうとかかとにあたります。人間よりも猫はかかとの位置が高いので、常につま先立ち、つま先歩きをしているイメージです。

これは地面との接地面積を減らし、早く走るのに適しています。

また、接地面積が少ないことで足音がたちにくく、狩りをするのに適しています。

高い所や狭い所を歩くとき、走るときなどにバランスを取る役割を担っています。

また、感情も尾の動きに表れます。例えば、尾をブンブン振り回しているときはご機嫌ななめ、逆に尾の先ををゆっくり動かしているときはご機嫌、リラックスしている状態です。

その他にも目印の役割もあり、子猫は母猫の尾を目印に後をついていくそうです。

高い所から落ちても大丈夫!?手の秘密

爪の秘密

爪は出し入れが可能になっているかぎ爪です。

鋭くとがって湾曲しているかぎ爪は獲物を取り押さえたり、木に登ったりするのにとても適しています。

また、出し入れが可能なため爪の不必要な摩耗を防ぐとともに、物音を立てにくくするのにも適しています。

豆知識として猫の爪は定期的に脱皮します。古くなった爪が剥がれ落ちて新しい爪が生えてきます。

触毛(しょくもう)の秘密

手根のあたりにある長い毛のことです。

前足の手根のあたりに他の毛よりも長くて硬い毛で1~3本程度生えています。

根元に感覚神経が通っていて、障害物との距離などを測る役割をになっているそうです。

肉球の秘密

肉球には指球(しきゅう)、掌球(しょうきゅう)、手根球(しゅこんきゅう)の3種類の部位があります。

肉球はクッションの役割を担っています。また、鼻鏡とともに猫の身体の中で汗をかく希少な部位で、汗をかくことで滑り止めの役割も担っています。

肉球の中でも手根球は前足首を守るために大事な部位になります。多くの神経が通っていて、人間の指の腹と同じくらい敏感です。

歩く時の消音効果や着地時のクッションの役割も担っていて、前足にしかありません。

猫は優れた運動神経とバランス感覚、そしてクッションの役割を果たす肉球があるためある程度高い所から落ちても無事なのです。

まとめ

今回は猫の身体の秘密について解説しました。

部位の名前や担っている役割など意外と知らないこともあったと思います。

改めて詳しく知ることで、新たな発見と猫を見るとき違った角度から楽しめるようになると思います。

ぜひより細かいところまで観察してみてください。

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最後までお読みいただきありがとうございます。

このブログを読んで参考になれば幸いです。

少しでも多くの猫ちゃんが幸せに暮らせるように祈っています。

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