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ネコを飼う前の心構え
こんにちは!私は保護猫のハク君と暮らしている夫婦ブロガー、けーです。
ハク君を保護してから6年になりますが、最初はお世話に苦労しました。ネコを飼ったことがなかったので、どうやって接すればいいのかわかりませんでした。
でも時間をかけて、ハク君との信頼関係を築くことができました。
今ではハク君はかけがえのない、私たちの大切な家族です。
今回は私たちの経験をもとに、ネコを飼う前の心構えや事前に準備が必要なもの、かかる費用などを解説していきます。
ネコ好きの方やこれからネコを飼いたい方の参考になれば嬉しいです。

苦労したのはお互い様だね!
ネコを飼うということ
まず一番初めにお伝えしたいのは、ネコを飼い始めたら一生面倒を見る必要があるということです。
「飼ってみたけど思っていた生活と違う」、「お世話が大変だからやっぱり飼っていけない。」
そんなこと通用しません!
ネコとの生活は楽しく、簡単なことのように思えるかもしれませんが、ネコはペットの中では比較的長生きで、十数年から20年近く生きることもあります。
その間に自分自身の病気や老いの他、仕事が変わることや引っ越し、結婚や出産など飼い主にも様々な変化があると思います。
ネコも年を取ると病気をすることも多くなります!病気だけではなく、介護が必要になることもあります。
20年先までネコを飼うことが可能かどうか、最後まで面倒を見る責任を持てるかどうか、じっくり考える必要があります。

ネコに限らずペットを飼うということの責任と自覚はしっかりと持ってほしいと思います!
毎日世話をする
ネコの飼育は、餌を与えておけばいいだけではありません。
トイレの掃除は毎日必要ですし、長毛種では特にこまめにブラッシングしてあげる必要があります。
爪切りも必要ですし、ネコの飼育にはネコのケアをするための時間も確保できなければいけません。
ネコには飼い主と遊ぶことが大好きな子もいますので、ネコの飼育にはおもちゃなどを使って遊んであげる時間も勿論必要です。
繰り返しになりますが、年を取って体が弱くなったり闘病するネコには、介護が必要なこともあります。
費用がかかる
ネコの飼育にはキャットッフードなど餌代の他、トイレの砂なども切らさないように購入しなければいけません。
爪とぎや、おもちゃなども必要になります。
ネコの飼育には動物病院でのワクチン接種や去勢・避妊手術もそれなりのお金がかかります。
病気やケガをすれば治療も必要です。それらの費用を捻出し続けられるのか考慮する必要があります。
しつけが必要
ネコの飼育にはしつけも大事です。
ネコは習性からトイレのしつけは簡単なことが多いですが、性格や環境、避妊・去勢手術の有無によってはおしっこやうんちのトラブルが起きることもあるので覚えておいてください。
爪とぎも用意してあげた爪とぎを自然に使ってくれる子もいれば、爪とぎがあってもなくても家具や壁をボロボロにしてしまう子もいます。
そのような場合には、爪とぎをして欲しい場所でだけ爪とぎをするようにしつけと工夫をしなければいけません。

僕はちゃんとはじめからトイレを使っていたぞ!

そうだね!たまにトイレが気に入らないと粗相していたけど…。
ネコを飼う上で必要な費用
猫を飼うということは当然ですが、お金がかかります。

ネコを飼うということは当然ですが、お金がかかります。
おおよその目安として参考にしてください。
ネコの飼育に必要な1ヶ月あたりの費用
最初に揃える必要があるもの以外に、ネコの飼育で定期的に必ず購入しなければいけないものは、餌とトイレ用の猫砂です。
成猫では1匹の1ヶ月あたりの餌代は、おやつなどを入れて、およそ4,000円だと思います。
ドライフードだけで済ますなら、もう少し安くなります。
トイレの猫砂は、ひと月あたり1,000円~1,500円前後です。
餌代と猫砂代で月5,000円~6,000円程度になります。

おもちゃを買ってあげたり、爪とぎを買い替えたりするなど消耗品を購入しないといけないので、実際にはこれでは収まらないことが多いです。
ネコの飼育に必要な生涯費用
1匹の猫が15年生きたとして、最低でも100万~200万円です!
これにはケガや病気の治療費は含まれていませんので、あくまでも生涯を健康で過ごせたと仮定した時の費用です!
しかし、病院にかかる必要のある病気を何もせずに生涯を終えるネコはいないと思います。
ネコの医療費
ネコの飼育にかかる費用には、医療費も考慮しておく必要があります。
動物病院は自由診療です。大体の相場というものはありますが、治療費には明確な基準がなく、病院の設備も様々なので、各動物病院が自由に設定しています。
またペット保険に加入していれば別ですが、基本的には全額自己負担なので、請求書の金額は大きくなります。
入院すると1日およそ2,500~3,000円かかります。
点滴や検査、処置が必要な入院では1日あたり15,000円ほど、またはそれ以上かかることもあります。
手術を受ける場合、内容によっても変わりますが、数万円はかかります。10万円以上になることも珍しくありません。
例えば風邪や下痢で動物病院にかかるだけで、5,000~10,000円の費用が必要です。
通院が必要な病気では、かなりの家計の負担になります。
また、繁殖させる予定のない場合、雌は避妊手術、雄は去勢手術を受けさせることが推奨されています。
その場合、避妊手術は15,000~30,000円ほど、去勢手術は10,000~20,000円ほどです。
ネコを迎える準備をしよう!

ではネコを飼い始める前に必要なものとその費用について解説します。
実際に私が用意したものを例としてご紹介します。
ネコを迎える前に用意するもの
私が用意したものはキャットフード、おやつ、キャットフードを入れるお皿、ネコのトイレ2個、トイレ用猫砂、水飲み用容器、移動用キャリーバッグ、部屋で使用するケージ、爪とぎ、ブラッシングブラシ、爪切り、おもちゃです。


ハク君を保護したときは推定生後4~6ヶ月だったので、子猫用のドライフードとおやつを用意しました。
色々試しましたが、ユニ・チャームの銀のスプーンがハク君のお気に入りでした。価格はドライフードが1,200円前後、おやつは4個パックで500円前後です。

ネコ用のトイレはアイリスオーヤマのものを2個用意しました。1個2,000円前後です。
2個用意した理由はネコは泌尿器疾患にかかりやすいので、ストレスなくその時好きなほうのトイレを使ってもらうためです。
おおよそ飼っているネコの頭数×1,5倍の数を用意するといいと言われています。
猫砂は砂のタイプのものを初めは用意していたのですが、細かい砂は掃除が大変なので紙タイプのものに変えました。1袋7ℓで700円前後です。

病院に連れていくときなどに使う移動用キャリーバッグは安いもので2,500円前後、高いものは10,000円以上します。
部屋用ケージもピンキリですが、大体10,000円~30,000円ほどです。
その他、爪とぎ1,000円前後、爪切り1,000円前後、ブラッシングブラシとおもちゃ500円前後、キャットフード入れと水飲み用容器は100円均一で用意しました。
合計金額で22,000円前後かかりました。

キャットフードなど必要なものを見たい場合はこちらからどうぞ!
ネコを迎えてからかかる費用
子猫から飼い始めた場合、おうちに迎えて少し経った頃にワクチン接種と健康診断を兼ねて動物病院に連れて行くことになります。
ワクチン接種にかかる費用は3種混合で3,000円~5,000円程度で5種混合は5,000円~7,500円程度です。
室内飼育の場合は3種混合が一般的で、「猫ウィルス性鼻気管炎」「猫カリシウィルス感染症」「猫汎用性白血球減少症」へのワクチンになります。
外出する猫には3種に加えて「猫白血病ウィルス感染症」「猫クラミジア感染症」の2種を加えて5種になります。
保護した子猫の場合には、保護してすぐに病院に連れて行く必要があります。
体内に寄生虫がいたり、ノミ、ダニが寄生している可能性が高いです。
また、野良猫の場合感染症に罹患している可能性もあるため、猫白血病や猫エイズの検査をする必要があります。
ワクチン接種は毎年1回、健康診断は定期的に行くことをお勧めします。
ネコをこれから飼おうと考えている方へ
冒頭の繰り返しになりますが、「ネコを飼うことへの責任と自覚」が1番大事だと考えています。
多頭飼育崩壊や動物虐待など悲しいニュースを毎日のように見かけます。
責任を果たせていない結果、ネコたちが劣悪な環境におかれたり、最悪の場合死んでしまっています。
そのようなことが起こらないように飼い始める前にしっかりと考え、家族と話し合ってください。
ネコのいる暮らしがとても幸せなことは言うまでもありません。
しっかりとした環境でネコとの幸せな暮らしを始めてください。
このブログが少しでもお役に立てたなら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。
他にもネコに関するブログを更新しています。
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